「デジラボおきなわ」にメンター(指導者)として参加しました
こんにちはモソです。
今回はPCやスマホ、タブレットで本格的なイラストを作成できるアプリ「メディバンペイント」を用いて「LINEスタンプ作成」にチャレンジするという企画に指導者(メンター)で参加させていただきました。
デジラボおきなわは「グッジョブ沖縄運動」の一環の学習イベントとのことで、学校ではなかなか習えない技術を学ぶ機会として年に1回開催されています。開催はOIST(沖縄科学技術大学院大学)の宿泊施設内です。
今回はゲームプログラミングやロボット作り、3Dプリンタ、電気自動車のコースがあり、その中で最大の参加者(18名)でしたが、なんとか無事に終えたのでほっとしています。
すごいカッコイイ会議室が割り当てられるモソ。
世界を変えてしまいそうな謎の数式が・・・怖くて消せませんでした(汗)
恐るべし沖縄科学技術大学院大学。
部屋はいっぱいいっぱいでギュウギュウ詰め・・・
実はLINEをほとんどやらないモソ・・・不安半分の講習でしたが、小学校2年生~中学2年生までちょっとしたコツを教えただけで工夫しながら作画していました。
こちらはペンタブ体験ですが、タブレットPCとタッチペンを用いて、無料イラスト作成アプリ「メディバンペイント」にてイラストを製作しました。
教えたいのは、ものづくりの考え方
今回教えたかったことは、デジタル作画の技術よりも、絵を描いたりものづくりをするための工程や工夫の方法でした。
まず先にPDCAサイクルが重要ということ、最初はアナログ(紙とペン)でアイディアを書き出したり、絵を素早く描くことなどの実践的な工夫を教えました。
アイディアを書き出して、PDCAサイクルで練り直していけばより質の高い製品ができます。
また、デジタル作画はツールや技術のごく一部でしかなく、そもそもどうやってスタンプを売るのか、周知するためにはどうすればいいのかなどのマーケティング的な話もまじえることに。
今回は沖縄の妖怪や幽霊の伝承をモデルに18名で1セットのスタンプ作成を目指しました。
参加した子供たちそれぞれに描きたいテーマがあったはずですが、描きたいもの=売れるものではないということも。
漫画家志望が陥りやすいところでもあり、手厳しいですが「売れそうなもの」を優先して描くことにしたのです。
ただし何が売れるかは、実際売ってみないとわかりません。それも教えました。
LINEストアへのアップロード(このあと審査を伴う)まではたどり着くことはできませんでしたが、みなそれぞれ作品を完成することができました。
掲載許可を貰い損ねているのでアップロードはしていませんが、一人1つ以上のイラストを完成させましたよ。
後ほどhttp://digilab.okinawa/にアップされるかもです。
2日間の工程で2日目午後には成果のプレゼンがあり、急ごしらえのパワーポイント資料で、子供たちがメインとなり発表を行いました。
私も子供たちからいろいろ学ぶことができました。子供は好きなようにどんどん作画していくのはすごい事だと思います。
また来年も開催されるそうですので楽しみです。ほんと楽しく実践的なことが学べるのでお勧めの体験ですよ。
詳細はこちらからご覧ください。
おまけ(野望をスピーチした)
2日目はOIST内の宿泊施設に泊まり、アフターパーティーに参加させていただきました。
異業種交流会という名の飲み会ですね。
ここでメンターからのスピーチをさせていただくことになり、私の夢というか野望を発表させていただきました。
スピーチ内容は、アニメを作りたいという壮大な夢物語です。
・私がなぜ漫画を描いているのか。
・沖縄における経済的な情勢(観光などの展望:経済危機など楽観師できない)
・デジラボおきなわ開催中に沖縄でも話題のアニメ作品「けものフレンズ」が放送開始されたこと。
・沖縄に関係するアニメを作りたいという話などの「波」が起きる可能性があること。
・その時は原作に「ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール」を使ってほしいこと。
・ラッキーキャッツを原作にした場合のメリットと、製作上想定される問題点。
このスピーチがかなり反応よくて、スピーチ後に県や市町村、新聞社の方と色々お話させていただきました。
まさかの事が起きそうな予感ですが、これもまた「ものづくり」なんですね。
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