【怪談】那覇の妖怪「仲西ヘーイ」とは
どうも連続投稿中のモソです。サイトいろいろいじくりまわして楽しくなっております。
というわけで本日またまた投稿でございます。
さて、先ほどオンエアされました「琉球トラウマナイトレジェンド」いかがだったでしょうか。
怖かったですね~。
いずれも那覇市の怪談がベースとなり構成されています。
構成も現代風に上手くアレンジされていて大変よかったと思います。
(あと、撮影や編集に友人がかかわっております。)
逆立ち幽霊や七つ墓の飴買い幽霊はわりと有名どころですが、さて仲西ヘーイとは。
仲西ヘーイという妖怪
私が仲西ヘーイのことを知ったのは沖縄のおもしろポータルサイトDEE沖縄での妖怪ハント。
私の釣りポイントの一つである、那覇市の潮渡川(厳密には前島という島と旧那覇の間の水路)に妖怪がいるということ。
このへんですね。
・「仲西ヘーイ」と呼ぶと「ヘーイ」と返ってくる。
・ただそれだけの場合もあれば、神隠しにあうとかあわないとか。
・神隠し的なことは「ムヌマイー・ムヌマーイ(恐らく者迷い・物迷い)」というらしい。
出店元は「ボーダーインク:おきなわ妖怪さんぽ」より
信心深いうちの母親(60代)に聞いてみると、「仲西ヘーイ」というワードは禁句らしいです。
しかしうちの祖母(那覇生まれ 80代)は「仲西ヘーイ?何ねそれ」という回答でした。
なお、沖縄においては妖怪(マジムン:魔物)と幽霊(ユーリー)、精霊、悪霊との線引きがあいまいで、仲西ヘーイはマジムンのようなユーリーのようなあいまいな存在。姿についても情報はないようですね。
ネット情報から
「(仲西さんらしい人)に対してやさしく接した役人を助けたことがある」
「人助けをするときはすごく早く移動する牛になった」などがあり、
また、肛門に目があるとかの話も・・・
※肛門に目があるというのは沖縄の妖怪や怪談研究家の小原猛先生が否定されています。番組にも出演されておりました。
うーん、仲西ヘーイが、尻に目がある全裸の男、というのは聞いたことありません。誰やねん、伝承を捻じ曲げるのは!?
— 小原猛 takeshi kohara (@damdambooks) February 28, 2017
仲西ヘーイを演目にした芝居があった?!
(追記)曾祖母につれられて沖縄芝居(うちなー芝居)をよく見ていたうちの母の情報では、仲西ヘーイの話と思われる芝居の演目があり、人助けをしたエピソードは芝居から来ているのではないかなとのこと。小さいころ見た芝居なのでタイトルは不明だがおそらく仲西ヘーイの話だったのではないかとのこと。創作が混じっている可能性もあるという。
仲西ヘーイ考察
・潮渡川流域に出没(那覇市前島 潮渡橋周辺。今は場所が移動している)
・自爆霊的な何者か(ビジュアルは不明とのこと)
・牛の化身説もあり(近所の妖怪・・・牛のマジムンとごっちゃになっている可能性あり)
・ちょっかい出すヤツには容赦しないが、丁寧に接する物には恩を忘れないツンデレ感
という感じの存在なのかなと。
実はいい人(?)なのかもしれない。
ということで、拙著ラッキーキャッツルアーフィッシングスクールにも架空の川の汽水域を管轄する釣りガイドとして登場いただきました。
ヘーイ!とあいさつする牛キャラということで、金髪巨乳のギャルに・・・(汗)
牛キャラといえば、コント番組のミル姐さん思い出しますね・・・。
うちの仲西ヘーイさんですが、すでに読者さんの中にファンの方がいらっしゃいまして、ラッキーキャッツの中では特に人気のキャラクターになっております。
最新シリーズではバイトはじめたりと、なかなか人間くさい?一面も見せてくれたりするツンデレ美女として登場。
なんだかんだで「ラッキーキャッツルアーフィッシングスクール」をよろしくお願いいたします♪
というお話でした(笑)
【追記】
読者の仲西ヘーイさんファンのYさんが描いてくれました。
美人過ぎて最高なので乗っけておきます。
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