【速報】スク水揚げ2017始まる!!
こんにちは。
先ほど釣りの準備で釣具屋と鮮魚店を回ってきたモソです!
早くも毎年恒例の「スク水揚げ」が始まった模様ですので、速報をお知らせいたします。
(追記)前日の6/23には水揚げがあった模様と釣り仲間から情報がありました。
スク水揚げ?!
毎年恒例の行事といいますか、ツイッター等での風物詩となっておりますスク水揚げ祭り。
スクという魚が水揚げされたということで、決してスクール水着のことではありませんので・・・
スクとは?
例年旧暦の6月1日前後になるとアミアイゴなどのアイゴ類の稚魚(沖縄方言でスクと呼ばれる)がリーフに接岸し、漁師さんたちが網でスクを捕獲します。
ちなみにスクは小さいうちは無毒ですが、接岸後”藻”を食べるようになると、ヒレに毒をもつようになるので取り扱いには注意しないといけません。刺されると手が腫れます。
熱を加えると解毒されますので、成魚はから揚げやマース煮(塩煮)にすると美味しく食べられます。
昨日の釣果
マーエーの梅煮漬け
いただきます pic.twitter.com/bdGMNfus3Y— 滝田法寛 (@HoukanTakita) February 26, 2017
マーエー:シモフリアイゴやアミアイゴ。
スクの成魚。
毎年沖縄の地元紙による「釣り」に注意(笑)
スクが接岸すると沖縄タイムス、琉球新報といった沖縄の地元紙が「スク水揚げ」というタイトルを用い、スクール水着フリークの方々やネット民を釣ろうとする事案が毎年発生しています。
すっごいマニア向けの新しい食べ物かと思ったわ!
奥武島でスク水揚げ 「ウミンチュへのボーナス」 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス https://t.co/Pj0Q8rq1Fm @theokinawatimesさんから
— 有給消化中 暇人メガロ (@megamegaro) March 18, 2017
皆さんは釣られないように注意しましょう(笑)まあ、乗ってみるのも一興なのですが。
(正直なところ、新聞記事の内容で勝負してほしいもんですな・・・)
今年は接岸早くないか?
スクの接岸は月の動きと関係があり、例年旧暦6月1日の大潮前後に接岸します。
あれ、今年の旧暦6月1日は、新暦の7月23日。ちょっと早すぎはしませんか・・・
実は今年の旧暦6月1日にあわせて「スク水揚げでの釣りに注意」喚起イラストを作成しようと思ってたのですが、すでに店頭に並んでいて昨年のイラストを使いまわししております(汗)
いやー、スク水のイラスト難しいっす・・・。
今年はユンジチです!
スクール水着の話は置いといて、なぜ今年はスク接岸が旧暦6月1日より早いかというと、今年は旧暦のうるう年(沖縄ではユンジチと言う)にあたり、しかも5月が2回あるという年なのです。
下図の赤線が旧暦5月、青線が閏の5月、緑線が旧暦6月です。
出典元 http://www.arachne.jp/onlinecalendar/kyureki/
沖縄における法事(仏具の買い替えやお墓の建て替え)にもユンジチがかかわってくるので、仏具店ではユンジチセールというイベントも行われています。
ユンジチには大物が釣れたりするので、釣り人にとってはとても楽しみだったりします。
あと、リーフ釣りなどではスクが接岸すると魚がスクを意識するようになるので、ルアー対象魚の活性が上がります。釣果はスクを意識した小さなミノーやスプーンが良い時期となりますよ。
今年の初スク水揚げをいただく
スクを1パック購入したので、生スクとともにスク水揚げではなく「スクの素揚げ」を作って美味しくいただきました。
スクは素揚げのほか「スクガラス(スク塩漬け)」も珍味として珍重されます。
生スクは最初に接岸したタイミングの個体じゃないと青臭くなるので(ヒレが毒化もする)、この時期このタイミングじゃないと食べられない海の幸と言えますね。
スク水フリークの皆様にも是非とも味わっていただきたいと思います。
取材協力:(有)マルカ水産様(泊いゆまち内)
マルカ水産では新鮮な海産物はもちろん、串に刺した味付けタコの足(\100)が美味なので那覇市泊漁港内「泊いゆまち」にお越しのさいはぜひどうぞ。
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