【沖縄漫画】勝手に宣伝!「北中城村のたからもの」
こんにちはモソです。
新しく始まりました「沖縄漫画を勝手に宣伝」コーナーです。
今回は北中城村で作成された「北中城村のたからもの」を紹介します。
沖縄県北中城村観光マンガ 北中城村のたからもの
著:岡本圭一郎
詳細はリンク先でいただくとして、本件は総務省が進める地域活性化事業「地域おこし協力隊」の一環として作成されたそうです。
沖縄県中頭郡北中城村とは
北中城村といえば、米軍泡瀬ゴルフ場返還跡地にできたイオンモールライカムができショッピング拠点となっていますが、それ以外は・・・すみません、正直あんま思いつかないという状況です(申し訳ない)
観光資源は乏しく作中に登場する中城城址はほぼ中城村にあり北中城村が一部かかっており、戦前から残る仲村家住宅が観光スポットという感じのようです。
隣の中城村と分離したり市町村統合のさいに、また合併しようという話がでましたが上手くいっていないようです。
沖縄市など都市部のベッドタウンや海浜工業地帯となっていて、勝連半島、津堅島、久高島、知念半島を結ぶ中城湾は天然の港となっているので、観光よりも工業が発達しているエリアでもあります。高台と低地からなり、低地には工業地帯だけではなく農業(おもにサトウキビ)も盛んです。
以下、しまこみ的な感想です
・フルカラーで、透明感があって美しい色使い。漫画家やイラストレーターを目指す人は勉強になると思います。
・迫力がある構図でありつつ、のんびりした北中城村の魅力が伝わる作品です。
・電子書籍サイトの設定ミスで綴じが逆になっていてちょっと読みにくいかも。
・他の自治体が行っているように、「他の市町村に比べてあまり観光資源がない・・・」という感じの自虐的な描写(ギャグ・笑い要素)がもっとあってもよかったのではないかなと。行政がかかわる作品で観光振興が目的なので仕方ないですが、魅力だけを押す為に少し硬い(まじめな)イメージになってしまってる感じがしました。
・悲惨な沖縄戦の描写がある一方、護佐丸が戦を行っていたことなどが伏せられているところは少しモヤっとしたかも・・・。
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