【漫画】釣りの安全/マナー啓発漫画 ネーム
こんにちはモソです。
先日、国頭村の安田漁港の釣り禁止の件をお伝えしたところ大きな反響がありました。
良い釣り場でしたもんね・・・
しまこみでは急遽、これ以上釣り人の手で釣り場を減らすことがないよう、釣りの安全やマナー啓発を呼びかける漫画を描くことにしました。今回はこの漫画の「ネーム」を紹介しようと思います。
ネームとは
漫画におけるネームというのは「下書きの下書き」や「漫画の設計図」と呼ばれるものです。
私の場合はノートに殴り書きし、必要なコマと不要なコマを添削し、デジタルで作画をしていきます。
この段階では字が汚すぎて、私も何を書いているのかわかりません(笑)
デジタルでコマを割る
セリフなどに必要な情報を盛り込んでいきます。
解説系の漫画になるので文章(セリフ)が多い漫画になりがちです。
このためセリフを何度も見直して削れるだけ削ります。削れないところが多いですが。
一般的な漫画だとセリフを絵に置き換えるということも可能だと思います。
デジタル作画ならば、先にセリフを入れてフキダシやコマのボリュームを確認しつつ、コマを割っていくという作業ができます。アナログ派の人もネームだけはデジタル、という方もいらっしゃるようです。
今回は無料で電子書籍やWEB配信を想定しておりスマホで見られることを前提にするため、文字を12ポイント以上に設定。
また、従来の漫画表現で一般的に用いられている断ち切りまでの表現は行わず、基本枠内に収めるという形にしました。電子書籍にしたときに両サイドの空白が邪魔になるためです(ネームの両サイドにある空白です)
ネームは調整資料であると思う
私が思うネームの概念は「調整資料」であり添削が前提です。
このため文字が読めて雰囲気が構図がある程度わかればOKというスタンスです。
これから釣り仲間と釣りに関する描写の添削や、漫画仲間に読みやすくなるための構図の添削を受けてさらに原案が練られることとなります。
かなり描き込んだネームを見ることがありますが、添削されて怒らないならば書き込んでも良いと思います。
しかしながら作画に対する労力は、ネームではなくペン入れ以降に使えばいいだけのことなので、時間も労力も極力効率のよい使い方をしたほうがいいのではと個人的には考えています。
編集部などの添削は客観性を持たせることで読みやすくしたり、物語の落とし穴を埋めてくれる大事な作業なので重要だと考えています。
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