【釣り】しまこみ釣り情報 沖縄の毒魚講座
はいどうも。モソです。
5/20土曜日に開催された
沖縄釣女会プレゼンツ
「美味しく・楽しく釣りをたのしもう!!」に参加してまいりましたよ。
釣りで釣れる毒魚の特性や扱い方、魚の〆め方などの講習が行われました。
講師は久米島のさかなくんこと磯さん。
魚に関する知識量がハンパないです。
シガテラ中毒・その他食中毒魚について
・シガテラ中毒などの食中毒について
シガテラ中毒魚の種類、メカニズム、見分け方、事例(実際にシガテラ中毒に当たった方の体験談)、実際に起きた訴訟など。
魚の写真提供:講師の磯さん
バラフエダイ(シガテラ中毒事例あり)
バラハタ(シガテラ中毒事例あり)
カスミアジ(海外ではシガテラ中毒魚)
オニカマス(シガテラ中毒事例あり)
いわゆる「バラクーダ」
イッテンフエダイ(シガテラ中毒事例あり)
シガテラ中毒以外の食中毒魚 ソウシハギ・アオブダイ(パリトキシン:死亡事例あり) フグ類(テトロドトキシンなど:死亡事例あり)
ヒレに毒がある魚
・・・オニダルマオコゼ、ハナミノカサゴ、リュウキュウイケカツオ(ヒレに弱毒あり)など。
オニダルマオコゼ(死亡事例あり)
リュウキュウイケカツオ
実はヒレに弱い毒あり。
・神経〆の方法
が紹介されました。
急遽、磯先生の指示により魚のイラストを描かせていただくことに。
描いたものの、そのまま忘れ去られて講習終了になりそうだったのはここだけの話です(笑)
なぜかオオクチユゴイ(ジャングルパーチ)
私が思った感想
・○○海域個体は大丈夫とか、色が○○のものは大丈夫ということに明確な根拠はない。
・食品衛生法上の縛りがある鮮魚店や料亭などでは、シガテラ中毒による営業停止処分や訴訟に発展。飲食店での営業停止はたとえ数日間でも食中毒を出したというレッテルが貼られることになり、経営上大きなダメージとなる。
・わりと無責任なことを言っているのは法的(食品衛生法)に責任を追わない漁業者や釣り人。
・怪しい魚はリリースしたほうが無難
でした。
ちなみに開催日の5/20付け、沖縄タイムスの釣りコーナーで「カースビー(ゴマフエダイ:食用可)」として紹介されていた魚はシガテラ中毒魚の代表的な魚種、アカナー(バラフエダイ)でした。
こういうのもネタになった勉強会でした。
シガテラ中毒に関しては沖縄県がパンフレットを作成してありますので、こちらもご覧ください。
http://www.pref.okinawa.jp/site/hoken/eiken/kagaku/documents/ciguaterapamphlet.pdf
久磯さんのブログ 久米島 FISHING ISLAND ver.2
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