【初心者講座】4コマ漫画から描いてみる(その3)
こんにちは。モソです。
本日も初心者向け4コマ講座を、私の経験をもとにお送りしております。
絵の描き方の話はさておき、どうやってネタを作るか・・・。
どういう客層をターゲットにネタを作るか、というお話でしたね。
その続きです。
・・・マニアックすぎて誰もわからないですね。
でも、前作よりも反応がよかったです。
ミリオタの皆様には。
ミリオタ(ミリタリーオタク)といっても銃器や車両、航空機、艦艇など分野は様々なので一概に言えませんが、サバイバルゲームをやっている人ならありがちな話として、その手の人の反応はよかったということです(笑)
今回のケースだと・・・
・スナイパー(狙撃)の話であること
・PSG-1という銃が重くて長い狙撃銃であること
・単発の狙撃銃を軽量化するために短くしたので、狙撃銃の役割を果たさなくなったこと
・PSG-1を生産しているヘッケラー&コック社にサブマシンガンMP5をさらに短くした「MP5K」という銃があり、Kは短いを意味する「クルツ」と呼ぶこと
という予備知識がないと難解極まりない作品になってしまってしまったわけですが・・・
上記の知識がある人からすると「わかるw」という共感を得やすい作品でもあり、「身内」から「サバイバルゲーマー」というやや広がった客層を見込めることになります。
漫画家の登竜門として、既存のアニメやゲーム作品の「二次創作漫画」がありますね。
この場合も実は似ていて、二次創作も元ネタを知っている人にはウケても、知らない人が読むと難解という作品が多かったりしますから、今回のケースに近いものだと思います。
このように読者を絞ったマニアック路線ではなく、幅広く共感を得られる作品にするためには、「私が何を伝えたいか」よりも「読み手に理解してもらうためにはどうするか」ということを、さらに考えなくてはなりません。
作者自身の作品傾向は二の次で考えなくてはならないということもあるかもしれません。
設定としては異世界やSFなど独特な世界で描くよりも家族や学校など身近な生活を描いたほうがシンプルで、読者も理解しやすいし描きやすいと思います。
異世界やSFでも人間関係の描写は必要になりますから、いずれにせよ「人間観察」は大事なのです。
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