【進捗】ISBNコードを取得してみたよ。
こんにちはモソです。
クラウドファンディングが成立したこともあり、釣り漫画発行に関し時間がかかるものは、どんどん作業を進めております。
その一環として「ISBNコード」「書籍JANコード」の取得作業を行っています。
ISBNコードというのは書籍の裏表紙などにあるISBN978-4-////みたいな数字で、国際的な登録になります。
ISBNコードに、図書の分類と価格を乗せたバーコードを使用する権利を取得するものが「書籍JAN」になるとのこと。
これらの取得には10冊分のISBNコード取得に21,800円、書籍JANの利用には売り上げによりますが最初は3年間で10,800の費用が発生します。
ISBN出版者番号は個人でもできますので、本格的に本を作りたいという方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
取得は「日本図書コード管理センター」WEBページから行うことができ、メールフォームのような形を埋めていくだけです。
入力が完了したら申請書を印刷できるので、申請書に押印、郵便局にて所定の金額を支払いして、領収証のコピーを添付して郵送するだけ。わからなければ電話で教えてくれます。
また、申請が受理されたら最終確認がきます。
【書籍JANの取得】
現在書籍JANの申請を行っていますが、ISBN登録していないと申請ができません。
こちらは本の流通に必要なバーコードの使用権とのことで、3年分で10,800円です。売り上げによって料金が変わります。
ISBNは10冊分または100冊分で取得でき、これに対して3年分とのことなので1冊ごとに10,800円ということではありません。
バーコードは業者に依頼して作ることとなり、1件1000円程度で出力してくれるようです。
【ISBNコードと書籍JAN取得のコツや注意】
・一度登録すると「出版社名」は変更できない。
・「出版社名」は本名ではなく屋号(お店の名前)でも可能。なので法人(会社)ではなくとも本名以外で登録可能。出版者名を本名にすると本名でISBN登録されます。
・支払いは郵便局の備え付けの振込用紙で。窓口で教えてくれます(平日午後4時まで)
・ISBN登録されると、製作した本を5冊「国会図書館」に納本すること。
・書籍JANは同時に申請できるが、流通させる予定がない場合は取得しなくても良いし、あとで別途手続きしてもよい。問い合わせ先と郵送先は別なので注意。
・書籍JANに必要な図書分類はコミックスの場合0979または9979が多いようだけど、販売目的にあわせて選択してもよいっぽい(ラッキーキャッツに関しては実用書-コミックス-体育・スポーツの2975で登録予定)
・同人誌即売会などで販売する本についてはISBNの取得は不要で、むしろISBNコード付きはNGというイベントも多いみたいですね。
・バーコードはEPSやaiなどのベクターデータなので、装丁の製作にはイラストレーターなどを使う必要があります(クリップスタジオなどの作画ソフトでは使えないデータ形式です)。ラスター(ビットマップ)データだと読み込みのさいに誤差が出るため。
(製作中の装丁の案)
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