【航空】UH-60JAブラックホークでGO!
こんにちはモソです。
一生に一度あるかないかの、すごい体験をしてきました。
陸上自衛隊第15旅団様主催、親子向けヘリの飛行体験に参加するチャンスを得ました!
民間の固定翼機(つまり旅客機)に乗るのはわりとありますが、回転翼機(ヘリ)に乗るのはなかなかありませんよね。
私はミリオタ陣取材枠として、ミリオタ仲間(良い意味でクソオタクです・・・)とともに参加させていただくことに・・・
チヌたんと思ったら
陸上自衛隊第15旅団では駐屯地祭などでヘリの体験登場を行っていますが、このときに用いられるヘリは「CH-47JAチヌーク」が多いです。
チヌたん(撮影:個体G)
CH-47JAチヌークはツインローターの大型輸送ヘリで、ボーイング社の機体を自衛隊向けに川崎重工が製作している期待です。
機体の表情がかわいいのでファンからは「チヌたん」と呼ばれていますが、通称はチヌークです(笑)
後ろからみるとカエルっぽくて可愛いチヌたん。
(撮影:個体G)
今回もチヌたんかなーと思ったら、名札に「UH」と書かれている・・・まさか。
搭乗機はまさかのブラックホーク!!
UH-60JA ブラックホーク(撮影:個体G)
駐屯地内でブリーフィングと機内での注意を受けるわけですが、まさかまさかのUH-60JAブラックホークに登場することに!!
私が二番目に好きな映画「ブラックホークダウン」に登場する機体と同じ系統のヘリで、陸上自衛隊では愛称は飛龍と呼ばれていますが、マニアではブラホ(ラブホではない)と略されたりもします。
ちなみに映画ブラックホークダウンは1993年、ソマリア・モガディシュの戦いの実話をベースにしていて、特殊作戦部隊が民兵の幹部を急襲する作戦のなかで2機のブラックホークが撃墜され、その後の混戦を描いた作品です。
隊員さんにもこの映画が好きな方がいらっしゃるようでしたが(この映画にまつわるエピソードがあったのですが隊員さんの名誉のため自粛・・・)、もちろん陸自では安全運行に勤めておりますよ。
UH-60JA飛龍はブラックホークの陸自派生型で、シコルスキー社の機体を三菱重工がライセンス生産しています。
(撮影:個体G)
オタクども、特等席へ!?
まさかのブラックホーク搭乗に歓喜するミリオタ2名。
「じゃあ俺シュガートの席な。お前ゴートンの席で」「ファストロープで降りるんですか?」などとミリオタ話で盛り上がるわけです。毎度こんな感じですが。
ちなみにシュガートとゴートンとは、モガディシュの戦いで墜落したブラックホークの搭乗員を守るために2名敵中降下した、米陸軍特殊作戦部隊デルタフォースの狙撃手です。圧倒的な数の民兵の銃弾に倒れてしまいます・・・詳細はDVD借りてみましょう。私は20回は見てます。
現在はアメリカ海軍に彼らの名前を冠した「ランディ・シュガート」「ゲイリー・ゴートン」という艦船が運用されています。
希望のシュガート席には座れませんでしたが、フライトエンジニアの方が察してくれたのか、オタク二名はコックピットが見える特等席に座らせてくれました。
できれば銃座にすわらせて・・・(それは贅沢すぎるか)
機内には交通安全のお守りがありました♪
「ホイストがある!」とはしゃぐミリオタの友人
ちなみにUH-60JAはパイロット2名(機長と副操縦士)と航空機関士(フライトエンジニア)の3名で安全運行されています。
いざフライト!
回転翼で垂直離着陸ができる機体ですので、乗り込んだらあっという間にフライトへ。
飛行機のようなG(重力)もかからず、フワリと空を舞います。
たぶん豊見城市上空
与那原町東浜
知念半島沖 久高島
UH-60JAの増槽(燃料タンク)も。
平和記念公園
糸満市西崎・豊見城市豊崎
ヘリ酔い者続出?!
15分ほど、豊見城市→知念半島→糸満市→那覇基地と飛行してきましたが、あとで他の体験搭乗者に聞くと乗り物酔いしたらしく、15分でよかったとのことでした。
回転翼機は独特の上下振動があり船に乗ってる感じに似ていますが、テンションが上がっているミリオタ共はそんなの関係ありません。
なお、UH-60JAにはエアコンがついていました。
陸自15旅団の皆様ありがとう!!
陸上自衛隊第15旅団にお話によると、フェイスブックページの開設やメディアの受け入れ、ラジオ番組の配信、県民が体験できる企画など、広報活動に力を入れているそうです。
また、防衛はもちろんのこと、第101不発弾処理隊による専門的な不発弾処理、今回お世話になった第15飛行隊による離島の緊急患者輸送、台風などの災害普及などさまざまな脅威に対処しています。
毎年10月ごろに開催される那覇駐屯地で開催される陸自祭や、第15音楽隊による演奏会などのイベントも開催されていますので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。
最後にミリオタのマニアックな質問に丁寧に対応してくれた隊員の皆様、おそらく「見るからにオタクのこの二人は、きっとこの機体が喜ぶでしょ」とUH-60JAに配置してくれたであろう担当者各位。そしてお誘いいただいた皆様に感謝申し上げます。
第15旅団ホームページ
第15旅団フェイスブックページ
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