原稿の受付について
しまこみでは漫画原稿の受付を行っています。
基準は下記のとおりとなります。
基本的な企画や設定
・原稿サイズはA4(用紙サイズはB5以上)
・断ち切り幅は3mm以上
・デジタル、アナログ、カラー、モノクロ対応可能です。
・電子書籍の配信がメインのため、基本枠に収めてください(後に記述します)。
クリックで拡大。
デジタル原稿の場合
・カラー350dpi、モノクロ600dpi以上で設定、作画してください。
・トーンの仕様可能ですが60線以下、濃度10~80%で使用してください。
・印刷を視野に入れる場合、表紙イラストやカラー原稿はCMYKモードで描いてください。また、出力はRGBで行ってください。
・フォントサイズは最低11ポイント(600dpi時)で製作してください。コミック体という漫画用のフリーフォントがあるので活用されることをお勧めいたします。
・電子書籍配信のさい、トーンに「モアレ」が出るためモアレ軽減のために軽いぼやけが出ます。ご了承ください。
アナログ原稿の場合
・アナログ原稿も可能ですが、ペン入れを行ってください。漫画作品については鉛筆画不可。
・トーンを張る場合はA5に縮小コピーしたものにトーンを張るか、逆算して線数が少ないもの(縮小したときに60線以下になるよう)なトーンを使用してください。
・ペン入れをアナログで、残りをデジタルで行う分には全く問題ありません。
・スキャナーの都合原画の色や濃淡が出ない場合があります。ご了承ください。
・スマホで閲覧される傾向が強いので、文字サイズが大きくなるようにしてください。
「基本枠」で収める
漫画の世界では、印刷や編集部からのメッセージ掲載を考慮した「基本枠」と仕上がり線の間の空白があります。
また、力強く迫力がある表現、または強調したいところにトンボ枠の外側の「断ち切り」まで描く手法もあります。
しかしながら、しまこみ作品では基本的に「基本枠にすべて収める」という形で受付したいと思います。
これは電子書籍をメインに配信するためです。「断ち切りまで描く」は印刷がメインの場合の手法であり、電子書籍にはそぐわないと感じているためです。
現代の電子書籍、またはサイトの閲覧のほとんどがスマートフォンで閲覧されています。
現時点でしまこみのアクセスを分析していても、6割近くがスマートフォン(300ピクセル台)、2割弱がタブレットPC、残りがパソコン(幅1500ピクセル以下)となっています。高解像度の端末で見られているのは稀なのです。
スマートフォンで閲覧されていることを考えると、従来の漫画的表現を使って見せることよりも、画面いっぱいストレスなく読めることが大事なのです。
デッドスペース(ピンク部分)が真っ白になり、小さな画面の画素数ではなかなかのストレスになりますから、従来の漫画表現にこだわらないことが良いのではないかなと思います。
要は「画面いっぱい見せましょう」ということなのです。
ネーム段階での受付も可能
ネーム(下書きの下書き)段階で受付も可能です。
むしろその方が作業はスムーズではないかと思うほどです。
・ネーム
・キャラクター表
・ポートフォリオ(過去の作品集)
などをお寄せください。