【潜入】護衛艦「しまかぜ」inしまこみ編集部
こんにちはモソです。この数日取材の連続です。
近いうち全国ネットのテレビ番組に出ることになりそうです。
さて、去る8/5,6日に中城湾新港地区において、海上自衛隊護衛艦「しまかぜ」の見学会がありました。
これはもう行くしかないと中城湾港へGO!
そこには・・・
「ステルス性?何それ美味いの?」と言わんばかりのゴツい艦が。
護衛艦「しまかぜ」に搭乗する隊員さんがいうには、自衛隊や艦艇などのファンの方と、艦隊これくしょんのファンの方で見学会は毎度大盛況なのだそうです。
手続きをすませて乗艦。
敬礼で迎え入れられた艦内には、救命浮輪(きゅうめいふかん)。
「ぜかまし」と呼んでしまった方はアレです。
しましまではありませんでした(笑)
ここでDDG-172しまかぜの情報を。
はたかぜ型護衛艦の二番艦。
排水量4650トン(満載排水量5950トン)
全長150m 全幅16.4m
役260名の隊員さんで運用されているそうです
5インチ単装速射砲とその模擬砲弾、装薬(砲弾を飛ばす火薬)
1分に33発発射できるそうです。
なお、見てのとおり単装であり三連装ではありません。わかる人はわかりますよね…
ブリッジ(艦橋)の前にはアスロックランチャー。
対潜水艦用のミサイルというか、魚雷とミサイルのハイブリッドです。
広い領海を抱える日本ならではの装備です。
なおアスロックはアンチ・サブマリン・ロケットの略とのことで警備会社の「アル○ック」ではありません。
ちなみに艦内の警備設備にセ○ムのカメラがありました。セ○ムしてますね(笑)
防御用の「チャフ」です。
レーダーをかく乱する時に使う金属粉入りの花火みたいなもののようです。
レーダーで誘導するタイプのミサイル等からの防御に用います。
熱源をかく乱する「フレア」というのものあります。
こちらも防御用の「CIWS(シウス)」です。
レーダーとガトリング砲が連動しており、飛来してくる対艦ミサイルや航空機から防御します。弾は比重の重いタングステンが用いられているとかいないとか。加工大変そうだ・・・
M2重機関銃の銃座。
1933年に開発されて以来いまだに現役の機関銃が据付けられます。
アメリカ製ですが自衛隊をはじめ各国で使われています。
50口径・・・つまり直径0.5インチの弾を使います。
自衛隊らしく「薬きょう受け」がついています。
マストも「ザ・艦艇」って感じでかっこよい。
艦首には日章旗(日の丸)
艦尾には旭日旗。
豆知識ですが、大漁旗などに使われるのは「旭日旗(きょくじつき)」であり、旧日本海軍から現在は「護衛艦旗」として用いられています。16本の光が差しているので「十六条旭日旗」とも呼ばれます。
旭日旗を「日章旗」と呼ぶ人もいますが、日の丸の正式名称が「日章旗」であり、これは国旗国家法にも定められています。
旭日旗に「日章旗」と呼ぶのは間違いであり、ヤ○キー用語になってしまいますのでご注意ください。
ブリッジ(艦橋)も大盛況でした。
艦長の席です。座らせてもらいました。
中城湾港の海図がありました。
海には地図がないので、事故の防止のため海図で航路を確認していきます。
GPS連動の電子海図もありました。
見所の一つだったのが「立入検査隊」の隊員さん。
不審船や海賊対処での臨検(臨時船舶検査)を行う隊員さんです。
サバゲーマーには興味深いものでした。
ブラックホーク製のホルスター。拳銃を入れる装備です。
「必要な時に拳銃抜けなかったら致命的なので、確実に拳銃を抜けるもの」ということでブラックホーク製をチョイスしているとのことでした。
予算の都合、私物でまかなう事も多いようですが、この隊員さんはサバゲーも好きとのことで工夫しながら装備を扱っていることを教えてくれました♪
ダンプポーチ。使用したマガジン(弾倉)などを入れておきます。
そんなわけで「しまかぜ」見学を満喫しました。
会場自衛隊員の皆様、ありがとうございました!!
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